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ヤマハNWR100の脆弱性(CVE-2026-97854ほか)|OSコマンド実行のおそれ

ヤマハと JVN は2026年10月28日、無線LANルーター「NWR100」の脆弱性2件を公表しました(JVNVU#91027179、ヤマハの2026年10月28日の発表)。 1件は、特定のリクエストを送られると任意の OS コマンドを実行されるおそれがあるもので、CVSS v3.1 の基本値は 9.8 です。 小さな事務所や店舗で NWR100 を使っている会社が対象です。ファームウェアの更新で直ります。

公表された内容

  • 対象:NWR100 のファームウェア Rev.26.00.07 以前(JVN・ヤマハ)。ヤマハは、ほかのルーター・UTM・無線LANアクセスポイント・スイッチは対象外としています
  • 脆弱性1(CVE-2026-97854):OS コマンドインジェクション。特定のリクエストで任意の OS コマンドを実行されるおそれ。CVSS は v3.1 で 9.8、v4.0 で 9.3(JVN)
  • 脆弱性2(CVE-2026-109822):設定(CONFIG)ファイルのエクスポートの機能で作られたファイルを、認証なしで読み取られるおそれ。CVSS は v3.1 で 6.5、v4.0 で 7.1(JVN)
  • 起こりうること:不正なコードの実行、設定の変更、サービスの妨害(DoS)、設定の情報の漏えいなど(ヤマハ)
  • 攻撃される経路:ポートを開けるなどして Web GUI(管理画面)をインターネットに出している場合は、インターネットから攻撃されるおそれ。初期の設定ではインターネット側から Web GUI にはつながらない。Web GUI につながる無線LANの端末からも攻撃されるおそれがある(ヤマハ)
  • 修正:ファームウェアを Rev.26.00.08 以降に更新する(JVN・ヤマハ)
  • 回避策:すぐ更新できない場合は、IP フィルターや Web GUI のアクセスの管理で、管理画面につながる端末・接続元を絞る(JVN・ヤマハ)
  • 悪用の有無:JVN・ヤマハの発表には書かれていません

中小企業が今日からできること

  • 機器を探す:事務所・店舗・倉庫に NWR100 がないかを確かめる。ネットワークの工事を頼んだ会社が置いた機器も含めて書き出す
  • ファームウェアの版を見る:管理画面でファームウェアの版を見て、Rev.26.00.07 以前なら Rev.26.00.08 以降へ更新する
  • 管理画面を外に出していないか確かめる:ポートの開放や設定で、Web GUI がインターネットから見える状態になっていないかを確かめ、要らなければ閉じる
  • 無線LANを分ける:来客用・店舗のお客さま用の無線LANから管理画面につながらないよう、接続元の制限やネットワークの分け方を見直す
  • 更新のあとに設定を見直す:管理者のパスワードを変え、覚えのない設定の変更(転送の設定・アカウントなど)がないかを確かめる

出典

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