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WordPressの脆弱性(CVE-2026-119977)|更新時のRCEで悪用を確認

WordPress は2026年10月28日、セキュリティの修正を含む WordPress 7.1.4 を公開し、すぐに更新するよう求めました(WordPress.org の2026年10月28日の発表)。 修正した13件のうち1件は、本体を更新している最中に、認証なしの第三者にコードを実行されるおそれがあるものです。 米国の CISA は2026年11月3日(現地時間)、この脆弱性(CVE-2026-119977)を「悪用が確認された脆弱性」の一覧(KEV)に加えました。WordPress でサイトを動かしている会社が対象です。

公表された内容

  • 中身:本体を丸ごとのパッケージで更新するとき、新しいファイルを、Web から見える更新用のフォルダの中の、予測できる場所に展開していた。認証のない第三者がこの処理との競合(レースコンディション)に勝つと、リモートでコードを実行できるおそれがある(WordPress の2026年10月29日のアドバイザリ)
  • 対象の版:7.1.0〜7.1.3、7.0.0〜7.0.7 のほか、6.9 系から 4.7 系までの各版(同アドバイザリ)
  • 修正版:7.1.4。古い系統には 7.0.8・6.9.11・6.8.12 など、4.7.39 まで修正を移した版が出ています(同アドバイザリ)。WordPress は、積極的にサポートするのは最新版だけとしています(WordPress.org の発表)
  • 深刻度:WordPress のアドバイザリでは「Low(低)」とされ、CVSS の値は書かれていません
  • 悪用の有無:CISA は悪用が確認されたとして2026年11月3日に KEV に加え、米国の行政機関に11月6日までの対応と、侵害がないかの調べを求めています(CISA の KEV)
  • 自動更新:自動のバックグラウンド更新が有効なサイトは、自動で更新が始まるとしています(WordPress.org の発表)
  • 同じ 7.1.4 では、ほかに保存型のクロスサイトスクリプティング(XSS)など12件も修正されています(WordPress.org の発表)

中小企業が今日からできること

  • 版を確かめる:自社のサイト(採用サイト・ブログ・キャンペーンのサイトも)の管理画面で WordPress の版を見て、7.1.4 か、使っている系統の修正版(7.0.8・6.9.11 など)になっているかを確かめる
  • 自動更新の設定を見る:本体の自動更新が止まっていないかを確かめる。制作会社や保守会社に任せているなら、更新した日と版を書面で確かめる
  • 古い系統はこの機会に上げる:修正は古い系統にも出ていますが、積極的に支えられているのは最新版だけです。古い版のままのサイトは、最新版へ上げる日を決める
  • 更新のあとに見慣れないファイルがないか確かめる:サーバーの更新用のフォルダ(wp-content/upgrade など)や公開フォルダに、覚えのない PHP のファイルが増えていないか、管理者のアカウントが増えていないかを見る
  • 使っていないサイトを止める:昔のキャンペーンのサイトなど、更新されずに残っている WordPress がないかを書き出し、要らないものは止める

出典

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