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Sophos UTMの脆弱性(CVE-2026-118633)|認証なしでroot権限のおそれ

Sophos は2026年10月28日、ファイアウォール・UTM 製品「Sophos UTM」の脆弱性(CVE-2026-118633)を公表し、深刻度を「Critical(重大)」としました(Sophos の2026年10月28日のセキュリティアドバイザリ)。 メールのプロキシでスキャンを有効にしている場合、認証なしにリモートから root 権限でコードを実行されるおそれがあります。 Sophos UTM はサポートが終わった製品のため、修正のパッチは自動では配られず、利用者が手動で当てる必要があります。

公表された内容

  • 対象:Sophos UTM のすべての版(Sophos。CVE の記録では SG UTM 9.724 以下)
  • 条件:メールのプロキシを使い、スキャンを有効にしている場合。攻撃者が数分間くり返し攻撃して競合状態(レースコンディション)に勝つ必要があるとしています
  • 影響:パストラバーサルの脆弱性で、認証なしにリモートから root 権限で任意のコードを実行されるおそれ
  • CVSS:v3.1 で 8.1、v4.0 で 9.2(いずれも基本値。Sophos が CVE に登録した値)
  • 悪用の有無:アドバイザリには悪用についての記載がありません。バグバウンティ(報奨金制度)で報告されたものとしています
  • 修正:Sophos のサポート記事(KBA-000049692)の手順で、パッチを手動で入れる。または、サポートが続いている「Sophos Firewall」へ移る
  • 回避策:示されていません
  • Sophos は、UTM のメール保護(Email Protection)の機能を使っている利用者に、できるだけ早くパッチを当てるよう求めています

中小企業が今日からできること

  • 社内の出入口の機器を確かめる:ファイアウォール・UTM の機器の製品名を見て、Sophos UTM(SG シリーズなど)が残っていないかを確かめる
  • メールのプロキシを使っているか確かめる:Sophos UTM を使っているなら、メール保護(SMTP のプロキシとスキャン)を有効にしているかを管理画面で見る。使っているなら、手順に沿ってパッチを手動で入れる
  • 保守を頼んでいる会社に連絡する:設定や更新を販売店・保守会社に任せているなら、パッチを当てる日と、サポートの続く機器へ替える予定を確かめる
  • サポートの終わった機器を書き出す:ファイアウォール・VPN・NAS・ルーターで、製品の会社のサポートが終わったものを書き出し、替える時期を決める(サポートが終わると、修正が出ないか、自動で届かなくなる)
  • パッチのあとに記録を見る:見慣れない再起動・設定の変更・管理者のログインがないかを確かめる

出典

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