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バルテックの不正アクセス 第3報|POSなどのログイン情報や売上データが流出

勤怠管理・経費精算などの「MOT」シリーズや POS システムを提供するバルテックは2026年10月26日、不正アクセスについての第三報を出しました。 第三者が同社のサービスの脆弱性を悪用してサーバーに侵入し、一部のデータを外部へ送信した事実を確認したとしています(バルテックの2026年10月26日の発表)。 POS システム(FreePOS)・BeSHOKU・BeSALO・券売機・MOT経費精算・MOT勤怠管理などの一部の利用者が対象で、同社のサービスを使っている会社や店舗に関係します。

公表された内容

  • 原因:同社のサービスのプログラムの脆弱性を突かれたとしています。サーバーの内部にマルウェアが置かれ、内部の情報が閲覧できる状態になっていたとしています
  • 流出が確認された情報:サービスの契約者の企業の情報1,213件、売上などのデータ875社分(2026年10月26日の発表)。これらに個人情報が含まれている可能性があり、件数は調査中としています
  • 流出が確認されたサービス(いずれも一部の利用者が対象):
    • POS システム(FreePOS)・BeSHOKU・BeSALO・券売機:ログイン ID・パスワード・氏名・電話番号・メールアドレスなどの利用者の情報と売上の情報
    • MOT/HG と MOT/Cloud の管理システム・MOT経費精算・MOT勤怠管理:氏名・電話番号・メールアドレスなどの利用者の情報
    • 各サービスの件数は調査中としています
  • 流出がなかったサービス:WEB予約システム、施設予約システム
  • 調査中のサービス:MOT/Cloud・MOT/WEB請求書システム・レンタルオフィスシステム・MOT/Hotel・MOT/Shift・MOT文書管理・MOT/SFA など。一部のデータへのアクセスの形跡はあるが、個人情報の流出は今のところ確認していないとしています。MOT/REC へのアクセス・流出はないと訂正しています
  • 二次被害:対象のサービスを止めているため、確認されていないとしています
  • 今後:脆弱性を直したうえで新しく作ったサーバーの環境へ移し、10月26日から順にサービスを再開する予定としています。全サービスのアカウントのパスワードを同社が一括でリセットし、再開のときに手順を個別に知らせるとしています。対象の会社には個別に連絡しているとしています

経緯

  • 2026年10月20日:第三者からの不正アクセス(第二報による)
  • 2026年10月22日:第一報。顧客の情報の流出とみなされる事実を確認したとし、20以上のサービスを停止。原因の書き方をその後の追記で訂正
  • 2026年10月23日:第二報。サーバーへのマルウェアの設置を公表し、対象になりうる情報とサービスを示した
  • 2026年10月26日:第三報。原因をサービスの脆弱性と特定し、データの外部への送信と、流出が確認されたサービスを公表。同日から順に再開する予定とした

中小企業が今日からできること

  • 使っているサービスが流出の一覧にあるかを確かめる:POS・券売機・BeSHOKU・BeSALO・MOT経費精算・MOT勤怠管理などを店舗や部署ごとに洗い出し、バルテックからの個別の連絡の有無を確かめる
  • 同じパスワードを使い回していないかを確かめる:POS などのログイン ID とパスワードが流出の対象になっている。同じパスワードをほかのサービスやメールでも使っていれば、すぐに変える
  • 再開のときのパスワードの変更を準備する:全サービスのパスワードが一括でリセットされる。誰がどの端末で新しいパスワードを設定するかを決め、紙やメモに残さず管理する
  • 売上のデータに含まれる客の情報を確かめる:売上や予約の記録に客の氏名や連絡先が入っていれば、続報で対象と分かったときに客へすぐ知らせられるよう書き出しておく
  • バルテックを名乗る連絡に注意する:パスワードの再設定を装ったメールや電話には応じず、公式のお知らせとサポートの窓口で確かめる

出典

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