リゾートトラストに不正アクセス|会員など約6万2千件の情報が漏えい
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会員制リゾートホテルを運営するリゾートトラストは、2026年10月9日、同社が管理するウェブサイトが第三者から不正アクセスを受け、サーバーに保管していたお客様の個人情報の一部が漏えいしたと公表しました。 漏えいが確認されたのは、グループ会員の一部の情報約2万6千件と、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者の情報約3万6千件です(同社の2026年10月9日の発表)。 10月16日には、不正アクセスを受けたのは「統合予約サイト」のシステムだったと公表しました。同社グループの会員・予約者と、予約サイトを持つ会社に関係する話です。
公表された内容
- 件数:グループ会員の一部の情報 約2万6千件、ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜の予約者の情報 約3万6千件(2026年10月9日の発表)
- 会員の情報の項目(10月16日の発表):会員本人の氏名・生年月日・住所・電話番号、勤務先の会社名・所在地・電話番号、家族の氏名・生年月日、会員番号・契約施設名・契約日・契約グレード・担当者名
- 予約者の情報の項目(10月16日の発表):氏名・生年月日・住所・電話番号
- 含まれない情報:クレジットカード情報・銀行口座情報・医療情報・利用履歴・メールアドレス・本人確認書類は、対象のシステムに含まれていないとしています
- 時期:2026年10月5日の20時30分ごろから23時30分ごろまで、ウェブサイトのシステムに異常な動きがあったとしています
- 原因:不正アクセスは「統合予約サイト」のシステムに対して行われ、侵入経路はすぐに遮断したとしています。具体的な手口は公表されていません
- ホテル・施設:運営への直接の影響はなく、予約や滞在に支障はないとしています
経緯
- 2026年10月5日:20時30分ごろから23時30分ごろまで、ウェブサイトのシステムに異常な動き
- 2026年10月6日:異常に気づく
- 2026年10月7日:不正アクセスによる情報の漏えいを確認し、不正アクセスを遮断
- 2026年10月9日:適時開示で公表
- 2026年10月13日:統合予約サイト・法人会員向けの予約サイト・RTTGアプリの一部の機能を、メンテナンスのため休止すると案内
- 2026年10月16日:漏えいした項目を公表。対象の会員へ順に個別の連絡を始め、電話や窓口での予約・問い合わせで本人確認を厳しくすると案内。個人情報保護委員会への報告(速報)と警察への相談を行ったとしています
- 2026年10月19日:RTTGアプリ・統合予約サイト・法人用の予約システム・Smart HIMEDIC・各種 EC サイトを休止して改修していると報告。予約は電話やメールで受けています
- 2026年10月23日:10月21日から全面停止していたオフィシャルホームページを、確認と修正を終えたページから再開。Web 予約システムと RTTGアプリは休止が続いているとしています
中小企業が今日からできること
- 予約サイトに何の情報が置かれているかを確かめる:今回は家族や勤務先、担当者名まで含まれていた。予約サイトのデータベースに、予約に要らない情報までつながっていないかを確かめる
- 夜間の異常に気づける仕組みを持つ:異常は夜の3時間ほどで、気づいたのは翌日だった。サイトの制作会社に、夜間・休日でも異常なアクセスの知らせが届く設定かを確かめる
- ネット予約が止まったときの受付を決めておく:同社は電話とメールで予約を受けている。ネット予約を止めたときの窓口と案内文を先に用意しておく
- 電話での本人確認の手順を見直す:流出した情報を使ったなりすましの電話に備え、電話で予約の変更や問い合わせを受けるときに何を確かめるかを決めておく
出典
- リゾートトラスト「リゾートトラストオフィシャルホームページ再開についてのご案内」(2026-10-23)
- リゾートトラスト「RTTGアプリ、Web予約サイトメンテナンスに伴う休止についてのご報告」(2026-10-19)
- リゾートトラスト「当社ウェブサイトのメンテナンスに伴う一部休止と個人情報漏えいに関する対応について」(2026-10-16)
- リゾートトラスト「当社ウェブサイトへの一部不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお詫びとご報告(適時開示)」(2026-10-09)