Windows シェルの脆弱性(CVE-2026-96951)|10月の月例更新
公開
マイクロソフトは2026年10月14日(日本時間)、月例のセキュリティ更新プログラムを公開しました。 この中で直された「Windows シェル セキュリティ機能のバイパスの脆弱性」(CVE-2026-96951)は、更新の公開より前に悪用が確認されています(マイクロソフトの発表)。 IPA は深刻度を「緊急」として至急の適用を求め、JPCERT/CC も同じ日に注意喚起を出しています。
公表された内容
- 悪用が確認された脆弱性:CVE-2026-96951(Windows シェル セキュリティ機能のバイパス)。マイクロソフトが悪用の事実を確認したとしています(IPA・JPCERT/CC)
- CVSS:IPA・JPCERT/CC・マイクロソフトの月例のまとめのページには書かれていません
- 最大の深刻度が「緊急」の製品:Windows 11、Windows Server 2025・2022・2019・2016、Microsoft Office、SharePoint、Exchange Server、.NET、Visual Studio(リモートでコードを実行される)
- 深刻度が「重要」の製品:SQL Server、Dynamics、Azure、System Center
- Windows 11 の対象の版:v26H2、v25H2、v24H2、v26H1、v23H2
- 対策:セキュリティ更新プログラムを適用する。ふつうは Windows Update で自動で当たり、再起動が要ることがあるとしています(IPA)
- そのほか:Microsoft Edge は別の日程で更新が出るため、個別に確かめるよう案内しています。次の月例は2026年11月11日(日本時間)の予定です
中小企業が今日からできること
- 全部のパソコンで更新が済んだか確かめる:「設定」の「Windows Update」で10月の更新が入っているかを見る。止めたままの更新や、再起動を待っているパソコンがないかを確かめる
- サーバーと Office も忘れない:Windows Server・Exchange Server・SharePoint を社内で動かしている場合は、保守の会社に10月の更新を当てたかを問い合わせる
- 更新を止めている理由を見直す:業務ソフトの都合で自動更新を止めている場合は、試すパソコンを決めて先に当て、問題がなければ全体に広げる手順をつくる
- 毎月の更新日を予定に入れる:月例の更新は毎月第2火曜日(米国時間)に出る。次回の11月11日(日本時間)に確かめる担当を決めておく
出典
- IPA「Microsoft 製品の脆弱性対策について(2026年10月)」(2026-10-14)
- JPCERT/CC「2026年10月マイクロソフトセキュリティ更新プログラムに関する注意喚起」(2026-10-14)
- マイクロソフト「2026 年 10 月のセキュリティ更新プログラム (月例)」(2026-10-14)