PAN-OSの脆弱性(CVE-2026-0322)|管理画面経由の悪用を確認
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Palo Alto Networks は2026年10月14日、ファイアウォールの OS「PAN-OS」の管理画面(管理インタフェース)に脆弱性(CVE-2026-0322)があると公表しました。 認証を通った攻撃者が、ネットワーク経由で root の権限で任意のコードを実行できるとしています。 同社は管理インタフェースを狙った限定的な悪用を確認しており、PA シリーズ・VM シリーズ・Panorama を使う会社は早めの更新が必要です。
公表された内容
- 対象:PA シリーズ・VM シリーズのファイアウォールと Panorama の PAN-OS(10.2・11.1・11.2・12.1・12.2 の各系統の多くの版)。Cloud NGFW と Prisma Access は影響を受けないとしています
- 深刻度:CVSS v4.0 の基本値 8.6(HIGH)。対応の緊急度は最も高い「HIGHEST」とされています(Palo Alto Networks の発表)
- 悪用の有無:管理インタフェースを狙った限定的な悪用が確認されているとしています
- 修正版:たとえば 12.2 は 12.2.4 以降、11.2 は 11.2.16 以降、11.1 は 11.1.16-h3 以降、10.2 は 10.2.18-h12 以降。各系統で細かい修正版が分かれているため、発表の表で自社の版を確かめてください。サポートが終わった版は、サポート中の修正版へ上げるよう求めています
- 回避策:回避策はないとしています。管理インタフェースへの接続を社内の信頼できる IP アドレスや踏み台のサーバーだけに絞ると、危険を大きく下げられるとしています
中小企業が今日からできること
- 自社や委託先が Palo Alto の機器を使っているか確かめる:ファイアウォールの保守を任せている会社があれば、型番と PAN-OS の版を問い合わせる
- 修正版へ更新する:発表の表で版を照らし合わせ、修正版を当てる。サポートが終わった版を使っていれば、更新の計画を立てる
- 管理画面をインターネットに出さない:管理インタフェースに接続できるのを、社内の決まった IP アドレスや踏み台のサーバーだけにする
- 管理者のアカウントを見直す:認証を通った攻撃者が悪用するため、不要な管理者アカウントを消し、パスワードを強いものに変え、多要素認証を使う
- ほかのネットワーク機器も同じ点を確かめる:VPN 機器やルーターの管理画面がインターネットから見えていないか、あわせて確かめる