トップ > 企業インシデント

システムファイブに不正アクセス|最大約1万5000人分の個人情報が流出

株式会社システムファイブは2026年10月24日、オンラインショップ(system5.jp)と連携する一部のシステムへの第三者による不正アクセスで、登録している顧客の個人情報が不正に取得されたと公表しました(システムファイブの2026年10月24日の発表)。 対象は最大約1万5000人分で、オンラインショップは同日19時ごろに再開しています。 オンラインショップに登録している顧客の一部に関係します。

公表された内容

  • 何が起きたか:オンラインショップと連携する一部のシステムに第三者が不正にアクセスし、一部の顧客の個人情報が不正に取得されたとしています
  • 件数:最大約1万5000人分(2026年10月24日の発表)
  • 情報の種類:氏名、メールアドレス、ポイントの情報、商品レビューに関する情報
  • クレジットカード・パスワード:同社はクレジットカード情報とパスワードの情報を持っておらず、流出のおそれはないとしています
  • 時期・原因:不正アクセスの時期と原因の詳細は公表されていません。社内のネットワークやショッピングカートの仕組みそのものの脆弱性によるものは確認されていないとしています
  • 発覚:システムの開発・保守を委ねている事業者から報告を受けたとしています(2026年10月22日の発表)
  • 会社の対応:個人情報保護委員会に報告し、警察に相談したとしています。アクセスの記録をもとに対象の顧客を特定し、順次個別に連絡するとしています
  • ログインの方式の変更:再開にあたり、パスワードの代わりに、メールで届く6桁の認証コードでログインする方式に変えたとしています
  • 止めている機能:ポイント、商品レビュー、オンラインでの帳票の発行は止めたままで、再開の時期は決まっていないとしています
  • 二次被害への注意:同社を装った連絡や不審な URL・添付ファイルに注意するよう呼びかけ、メールや電話でパスワードやカードの情報を尋ねることはないとしています

経緯

  • 2026年10月22日:委ねている事業者から報告を受け、オンラインショップを一時停止したと公表
  • 2026年10月24日:最大約1万5000人分の個人情報の不正な取得を公表。19時ごろにオンラインショップを再開

中小企業が今日からできること

  • 通販サイトと「つながっている」仕組みを書き出す:ポイント・レビュー・帳票の発行など、カートとは別に動いている仕組みと、それぞれの開発・保守の委託先を一覧にする
  • 委託先からの報告の受け方を決めておく:委託先が異常に気づいたとき、誰に・何時間以内に知らせるかを契約や手順書で決めておく
  • ログインの方式を見直す:会員のログインに、パスワードだけでなく、メールや SMS で届く確認コードなどを組み合わせられないか、カートの会社や委託先に確かめる
  • 持たない情報は持たない:カード番号やパスワードを自社で持たない作りにしておくと、漏えいしたときの影響を小さくできる。保存している項目を見直す
  • 会社を名乗る詐欺に備える:漏えいのあとに届く偽のメールに備えて、「メールや電話でパスワードやカードの情報を尋ねない」ことを顧客に前もって知らせておく

出典

企業インシデントの記事

ブラストメールの不正アクセス 第2報|配信先リストなどの漏えい344件

メール配信サービス「ブラストメール」への不正アクセスで、ラクスライトクラウドは10月24日、契約者の情報以外(配信先のリストなど)の漏えいを確認した契約が344件になり、すべてに個別の連絡を終えたと公表しました。経緯と中小企業が確かめたい点をまとめます。