外食チェーン
物語コーポレーション(焼肉きんぐ公式アプリ)の不正アクセス|公表と続報のまとめ
株式会社物語コーポレーション(公式サイト) 最終更新 2026年10月20日
焼肉チェーン「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションが2026年10月に公表した、公式アプリの会員情報10,788,963件の流出について、公表の内容と会社の対応、中小企業が学べることをまとめています。
公表と続報の経緯
何が起きたか
2026年10月5日、物語コーポレーションは、『焼肉きんぐ』公式アプリの会員管理システムが第三者から不正アクセスを受け、会員情報が流出したと公表しました(適時開示と焼肉きんぐのサイト)。 不正アクセスを確認したのは10月2日、流出を確認したのは10月3日です。流出したのは登録数10,808,784件のうち10,788,963件で、項目は会員番号・氏名(アプリ登録名)・メールアドレス・電話番号です。ログインパスワード・生年月日・利用履歴などは流出していないとしています。 10月20日には、10月2日の朝9時から外部の断続的な攻撃を受けたと説明しました。原因と侵入経路は公表されていません。
会社の対応
- 不正アクセスの確認後に通信を遮断し、防御の措置をとったうえでアプリの提供を続けています
- 警察へ届け出て、個人情報保護委員会への報告の手続きを進めているとしています。政府の関係省庁にも状況を報告しているとしています
- 監視体制の強化を続け、AI を使った検知の仕組みの導入を検討するとしています
- グループの公式アプリ11本で、氏名と電話番号を持たない新しいシステムへ2027年上半期に切り替える予定と公表しました(2026年10月20日)
- 公式アプリ専用のコールセンターを設けています
この事例から中小企業が学べること
- 会員サービスで集める個人情報を、業務に要る最小限に絞る。持っていない情報は流出しない
- アプリの開発・運用を委託するときは、監視と、異常時に止める判断の分担を契約で決める
- 流出した連絡先を使った詐欺の SMS・電話に備えて、社内と顧客に注意を呼びかける
これまでのニュースの号で取り上げた記事
このページは、株式会社物語コーポレーションが公表した内容と、公的機関の発表をもとにまとめています。内容は各日付の時点のものです。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからお知らせください。