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岩井コスモ証券の委託先への不正アクセス|公表と続報のまとめ
岩井コスモ証券株式会社(公式サイト) 最終更新 2026年10月21日
岩井コスモ証券が2026年10月に公表した、委託先トレードワークスへの不正アクセスによる顧客情報の漏洩と不正な約定について、公表・続報の経緯と中小企業が学べることをまとめています。
公表と続報の経緯
何が起きたか
2026年10月14日、岩井コスモ証券は、ネット取引のシステムの運用・保守を委託しているトレードワークスのシステムへの不正アクセスを検知しました(岩井コスモ証券の発表)。 10月16日の第1報で顧客4,611人の情報(氏名・メールアドレスなど)の漏洩を公表し、10月20日の第2報で対象を4,975人に直しました。 同じ10月14日には売買の管理のシステムへの攻撃もあり、7口座で意図しない注文が出され、うち5口座で約定したと10月20日に公表しました。取引の前の状態に戻し、顧客の負担はないとしています。10月21日の報告では、システムの脆弱性が突かれ、総当たりの攻撃を受けたとしています。
会社の対応
- 検知の当日に委託先へ連絡し、アクセスの制限などの措置。原因の箇所を特定して修正
- 委託先は、管理機能へのアクセスの制限、不正な通信を止める仕組みの強化、ログインの異常を見つける仕組みの追加、監視の強化を実施したとしています
- ログインの多要素認証を必須にし、顧客にパスキーの設定を案内
- 対象の顧客へ個別に連絡し、相談の窓口を設置。会社を装った電話・メールへの注意を呼びかけています
この事例から中小企業が学べること
- 委託先のシステムの管理用の画面に、IP の制限と多要素認証があるかを確かめる
- ログインの総当たりを止める仕組みと、異常を知らせる仕組みを置く
- 会社の金融の口座のログインに、パスキーや多要素認証を設定する
- 委託先で事故が起きたときの連絡の時間と報告の中身を、契約で決めておく
このページは、岩井コスモ証券株式会社が公表した内容と、公的機関の発表をもとにまとめています。内容は各日付の時点のものです。誤りに気づかれた場合はお問い合わせからお知らせください。