池上通信機にサイバー攻撃の可能性|外部からの情報提供で調査
公開
放送・映像機器の池上通信機が2026年9月24日、自社へのサイバー攻撃の可能性があるとして調査を始めたと公表しました。 9月21日に外部から情報提供を受けたことがきっかけです(池上通信機の2026年9月24日の発表)。 取引先として同社と情報をやりとりしている会社は、続報を確かめる必要があります。
公表された内容
- きっかけ:9月21日に、外部から同社へのサイバー攻撃の可能性について情報提供を受け、すぐに調査を始めたとしています(2026年9月24日の発表)
- 件数・情報の種類:公表されていません。9月24日の時点では、攻撃が実際にあったかどうかを含めて確認中としています
- 原因・手口:公表されていません
- 対応:社内の関係部門や外部の専門機関と事実関係・影響範囲・情報漏えいの範囲を調べ、被害の拡大を防ぐ措置をとり、警察を含む関係当局と連携しているとしています
経緯
- 9月21日:外部から、サイバー攻撃の可能性について情報提供を受ける
- 9月24日:サイバー攻撃の可能性を公表し、調査中と発表
- 9月30日:一部のサーバーに外部からの不正アクセスが疑われる痕跡があり、同じサーバーの一部のファイルが暗号化されていたと公表。社内ネットワークを切った状態を続け、安全を確かめてから段階的に復旧するとしています。外部から提供を受けた情報に、同社の資料とみられるものが一部含まれていたとしています
- 10月2日:同社が持っていたとみられる情報が、攻撃者のリークサイト(ダークウェブ上のサイト)に公開されていることを確認したと公表。公開された情報の内容と範囲は確認中で、情報の種類・件数・個人情報の有無は公表されていません
中小企業が今日からできること
- 外から知らされたときの窓口を決めておく:今回は外部からの情報提供で気づいた。警察・セキュリティ会社・取引先から「御社が攻撃を受けている」と連絡が来たとき、誰が受けて誰に上げるかを決めておく
- ネットワークを切る手順を決めておく:暗号化に気づいたとき、どの機器をどの順で外すか、切った間の業務をどう回すかを紙に書いておく
- バックアップを切り離して持つ:ファイルサーバーのバックアップを、社内のネットワークからつながらない場所にも置き、戻せるかを試しておく
- 取引先と預け合っている情報を一覧にする:自社が預かっている取引先の図面・資料、自社が預けている資料を一覧にし、漏れたときにすぐ連絡できるようにする
- 外部からつながる入口を確かめる:VPN 機器やリモートデスクトップなど外からつながる入口の一覧を作り、修正版の適用と多要素認証の設定を確かめる
出典
- 池上通信機「当社に対するサイバー攻撃の可能性に関するお知らせ」(2026-09-24)
- 池上通信機「当社に対するサイバー攻撃に関するお知らせ」(2026-09-30)
- 池上通信機「当社に対するサイバー攻撃に関するお知らせ(第3報)」(2026-10-02)